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MY STORY

from a dream to reality...

Masami Kosaka / 小坂正三(こさか・まさみ)

1974年生まれ、静岡県出身、LA在住。

大学を卒業後、1997年に単身渡米し語学と演劇を学ぶ。

CMやモデルの仕事など様々なメディアで実績を積んだ後、

07年「What about Brian」でTVデビュー。

「Flash foward」や「Touchwood」などのTVドラマで活躍の場を広げる。

数々のショートフィルム、インディペンデント映画にも出演した後、

10年に「The Runaways」でメジャー映画デビューを果たす。12年に「The Twilight Saga: Breaking Dawn part2」でトシロウ役で出演。

今年、4月からはアメリカで映画「Little Boy」と「Man from Reno」が劇場公開される。現在、オンライン上でのウェブシリーズ「だんご侍」を製作中。国内外から注目を集める話題の俳優である。

小学校、中学校、高校、大学と野球をやっていました。高校は特待生、大学は野球推薦で入学、ポジションはピッチャー、野球にすべてを賭けてプロを目指していました。野球がすべての人生でした。しかし、致命的に肩をこわしてしまい大学2年になる前に野球を辞めました。そこで、プロになるという最初の夢を諦めました。それからは、ポッカリと心に穴が空いた感じが長い間続きました。どうしていいか分からず、それを必死に誤魔化そうとしていました。そして、ある時、やっと自分に向き合えるようになり、いままでの自分の甘さを痛感しました。

それから、アメリカで役者になると決め、大学卒業後、渡米しました。

現在はアメリカに20年間滞在。今でも役者の仕事を続けています。アメリカではすべてがゼロからのスタートでした。右も左も分からず、英語も話せず、知り合いもいないそんな状態でした。渡米したての頃は、タバコ、酒、ドラッグ、パーティーと、アメリカでのライフをエンジョイしていました。一度だけ、アメリカの牢屋にも入りました。バカでした。でも、バカをやりながら必死に生きていました。そんな中で、人に騙され、利用され、裏切られ人生のどん底に落ち、そんな苦い経験からいろんな事を学ばせてもらいました。逃げている自分に気づきました。そこから心を入れ替えて、自分の夢の現実のため演技に真剣に取り組もうと決めました。それから14年間、日本に帰る事なく、真剣度はトップギアに入れっぱなしで演技に没頭してきました。自分の夢、自分が愛することのために。その代償に、いろいろなものを犠牲にしてきました。色々な問題がありました。仕事、ビザ、お金、病気、人間関係、離婚。物事は上手くいかず、一文無しの時も、家がない時もありました。何度もカベにぶつかり、失敗してきました。情けない惨めな思いもしました。情けなくて、情けなくて生きている意味があるのかなと何度も思いました。精神的にも崖っぷちに立ち続けてきました。でも夢を諦めませんでした。必死にしがみついてきました。一日、又一日と夢に向かって、夢にしがみついて生きてきました。自分なりに一生懸命に人生を勉強し、社会を勉強し、演技を勉強し、自分自身を勉強してきました。

どうしたら変われるのか?どうしたらカベを突き破れるのか?どうしたら夢が叶うのか?

そして自分の殻を敗ってきました。そして2012年、映画「The Twilight Saga : Breaking Dawn Part -2」で念願のレッドカーペットを歩く事が出来ました。しかし、これからが本当のスタートです。

 

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